ゼラニウム専科 (和名:テンジクアオイ)
フウロソウ科/花言葉:真の友情
概略
フウロソウ科のテンジクアオイ属の多年草。
英名はフィッシュゼラニウム(Fish geranium)
草の丈:30〜50cm
花色:赤、バラ色、白、ピンクなど
開花時期:毎年
最盛期:5〜9月
原産地:南アフリカ
葉の形状:長柄、心臓状円形、浅裂、縁は鈍きょ歯
花持ち:1週間ぐらい
学名:Pelargonium zonale hybirds
別名:テンジクアオイ
花言葉
和名のテンジクアオイ(天竺葵)は「異国の」という意味で葉がアオイに似ていたためです。 また、英名では種子がコウノトリ(ギリシア語のペラルゴス)のくちばしに似てるので 「ツルのクチバシ」と呼んでいる。 花言葉はイギリスでは「偽り」/フランスでは「尊敬・信頼」 マホメットの徳をたたえて、アラーの神がこの世に生み出した植物だと言われています。 そこから神の無償の愛情として「愛情」の花言葉が生まれたようです。
種まき
4月に蒔けば10月に開花する。
挿し木
4月〜6月に行う 鹿沼土は排水・通気・保水性はよいが強い酸性ですので、ゼラニュウムを育てるには不向きです。 梅雨の前頃がさし木にもっとも適した時期です。この時期に枝を折って突きさしただけでも、 根づきます。 さし終わったものは、発根するまで、直接雨のかからない、目陰の所へ置き、 乾かさぬように気をつけます。 わき芽は3本ぐらいださせて挿し木を仕立てるのがよいでしょう。 発芽後は葉と葉がふれあう程度に間引きする。
手入れ
水やり 乾燥に強い反面、多湿を嫌います。水はやりすぎると根腐れを起こします。
肥料 肥料はやりすぎないようにしよう。たくさん与えると葉だけに栄養がいきます。
病虫害 梅雨どきなどに灰色かび病が発生することがあるので、ベノミル剤を散布して予防します。
花がら摘み 終わった花はどんどん摘みましょう。タネをつけると株の成長が遅れるます。
剪定 真夏は弱るので、思い切って半分ぐらいに切りつめるといいでしょう そして越冬株は3月頃に半分ほどの高さにする。そのときに古い枝や細い枝は 取り去ってください。 1年目は葉も茎も若々しく花もたくさん咲きますが2年目以後となると茎が木質化します。 そして、堅く、中は空洞になっていきます。 花を楽しむためには毎年挿し木をすると良いでしょう。 ・木質化した場合は茎を横にすると木質化した茎から芽が出ます。
花の種類
アイビーゼラニウム 葉が星形でアイビーににてるから。
星咲きゼラニウム 紅葉のような葉でお花は王子様のような形です。
花を鑑賞 四季咲き性が強く普通に見られる花ゼラニウムです。 それより小さい(草丈20cm以下)のが 小型のグループで、ミニ・ゼラニウムといわれています。
変を鑑賞 変わり葉ゼラニウムといって改良発達しています。