(1)大胸筋の皮膚で食道再建したので普通では声は出ても言葉にはならないので、指で押さえて発声している。手術状態、年齢、体力、気力、家庭環境に個人差があります。私は1週間ほどで声が出たように記憶しています。
(2)胃の皮膚で食道再建して、10年余年になります。2年間声が出ずに悩みました。食道再建者の指導員から、指で押さえての発声指導で声が出ました。
それから数ヶ月かかりましたが、会話が出来るようになり、今までの苦労、努力が報われた喜びと感激でいっぱいでした。希望もって頑張って下さい。
(3)一般の喉摘者は食道のくびれたところを振動させて発声するが、食道再建者はくびれたところがなく筒状になっている。
空気は入りやすいが空気を出すときは指で押さえて、くびれを作り振動させて発声する。全部ではないが、食道再建者は発声の上達が早いので頑張って下さい。
(4)小腸で食道再建された方は小腸が元の働きをするので、最初は空気が入りにくい。
時間がかかると思いますが、辛抱すればとうからず声は必ず出ます。
(指導員)
|