気管口の大きさについては、亡くなられた高藤先生は、鉛筆の太さ位あれば可と言っておられました。
身体が太ったから気管孔が小さくなる事はありませんし、あまり気にし過ぎない様にと申し上げます。 仮に手術が必要になっても、近頃は手術も随分進歩していますから安心して良いでしょう。とにかく、主治医の先生と十分相談してみて下さい。
又、痰が多い様に思うとの事ですが、青い痰とか黄色の痰とか色の付いた痰てなければ、そんなに心配する事はありません。
健常者の場合は知らないうちに疾は飲み込んでしまうのですが、喉摘者にあっては、全量が気管孔から出ますからいかにも多量の痰と感じられますが、実はさほどではないのです。
従って、あまり気にしないでいただきたいと思います。
(専門医)
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