(1)インフル工ンザの対策は予防接種、手洗い、
うがいです。喉頭摘出者はうがいが中々上手の出来ませ
んが、喉を洗う意識で実行してください。
普段からバランス良い食事が重要で、体の免疫力を付ける事。
人混みの多い場所への外出を控える事が大切です。
(2)気管孔のサイズは、鉛筆の太さ程度有れば問題ない
と言えます。
しかし、痰のこびり付きや二次的な汚れには注意が必要です。
口径が鉛筆太さ以下になった時には、粘膜や皮膚を切
除して拡大手術を行う事が有りますが、手術方法は人に
よって違うので、主治医と相談する必要が有ります。
息切れの原因として、喫煙歴のある人では疾患で、「慢
性閉塞性肺疾患 (COPD)を起こす事があるので、主
治医に、呼吸器専門の内科医を紹介して柑貞うと良いでしょう。
いずれにしても、主治医と何時も連絡を取り、
仲良くしておく℃魔ェ、高齢者の健康管理では最も重要です。
(3)咽頭が失われ鼻呼吸が出来なくなる為、鼻水がすす
れなくなったり、かみにくくなった為に鼻水が多いと感
じる事が有るのですが、時間の経過と共に、徐々に鼻腔粘膜が変化して鼻水が少なくなるので、
経過をみる必要があります。尚、鼻をかむ練習をする事も、食道発声の
上達に繋がると考えられます。
(専門医)
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