回答
‥①東京銀鈴会には沢山いらっしやいます。統計ですけれども初級・中級までは殆どパーセンテージ（成
功率）に差はなく、初級まで進めた方は両方とも約65％～70％です。
中級になった方は両方とも約32～33％位です。
ところが1つ大きく違っているのは上級まで進めた人の割合で、空腸移植の場合、上級まで行くのはなかな
か厳しいです。
押さえる場所とか空気の取り込み方のコッというのは、普通の単純喉摘より難しいのかと思われ
ます。だいたい単純喉摘の方3割位の方は上級に行けますが、空腸移植の方では、大体その半分位の方しか上級
まで行っていないというのが現状です。
もちろん、中級の方でも十分日常生活は出来ると思いますので決して悲
観しないで練習して頂きたいと思います。
② 医者の発言（主治医の発言でなく）として聞いて下
さい。
医者として喉頭を取った場合に目指すのは、カニユーレをできるだけ早く抜くことです。
カニユーレというのはあくまで周りの組織に刺激を与える訳ですから本当は早く抜きたいのです。
どうしても抜けないというのは抜いてしまうと息をする一番大事な穴が狭くなって
しまうから抜けないとか、気管孔の部分にいつまでも爛
れなどの組織反応が残ってしまい抜けないとか色々ある
と思います。
狭くなった気管孔を拡げる手術も有りますので、私個人の意見としてはやく抜いてもらえるように
主治医と相談して下さい。（長くとも1・2ケ月で抜くというのが普通です。）
（専門医）
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