シャント発声のあれこれ |
入会:H一八年四月 手術:H一八年二月 五三歳 上級
最初にも記述しましたが、教室は食道発声の場ですので、簡単で結構ですので、御回答戴ければと思います。
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これは皆さんも非常に興味を持っておられると思いますが、シャント発声の仕組み、について順番にお話しします。
シャントと言うのは“横道を作る”“路線を切り替える”ということです。
食道発声では、呼吸とは別に、鼻や口を使って空気を取り込んで食道に入れて、それで食道の壁の出口のところに当て震わせて声を出します。
一方、シャントと言うのは、気管孔の後ろの壁に穴を開けて食道に繋げ、そこにチューブを入れます。
つまり何がポイントかと言うと、息を吐く時、気管孔から外に出していた空気を使って食道発声をする、ということで、食道の中に空気を入れなくて済む点です。
神奈川県内でシャント手術をする病院は、これまであまり多くなく、関東地区で一番沢山やっておられるのは有明の癌研です。
神奈川県内では、東海大でもおこなっているかも知れませんが、横浜医大でも最近始めました。
また一つのチューブを長期にわたって使えるものではなく、 三 ケ月に一回位で交換しないといけません。
自分の手間と病院の費用が掛かるのがデメリットです。
デメリットも有るが、食道発声ほど練習はしなくても良いのはメリットでしょう。
商品名はプロボックスで、その販売を一手にやっています。ホームページにアクセスして見て下さい。
東京の銀鈴会ではシャント発声のクラスを作りましたが、まだ参加人数は少ないです。
なお、食道発声が上手くいかないから後から手術をすることも可能です。 |