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インターネットの勧め

インターネットの勧め           

(平成15年:神奈川銀鈴会会報30号)

   私が初めて電子計算機(いまのパソコン) に触れたのは昭和三十七年 のときである。  当時は、ただ計算するだけの道具であった。心臓部は真空管で現在の 物とは比較にならないほど計算が遅かった.
 それから四十年が過ぎた.

 いまはその道具は計算するだけの物でなく、多方面に利用されている.  特に、単独で機能してたその道具は、いまやネットワークを構成し、 お互いに意志の疎通ができるようになった.

 特に目を見張るのは、通信技術の発展で、一般家庭にインターネット の利用ができるようになったことである
 家庭において、瞬時に情報を取り出すことのできるインターネットは 便利であり、これによって辞書・辞典類は我が家から消えてしまった。 そして物を調べたり、情報を得たりするだけでなく、自分から情報を発 信する事もできるのだ.

 家の玄関(窓)がもう一つできたと考えたほうが分かり易いかも知れ ません.  この魔法の窓を通して世界中の人たちとコミユニュケーションができ ます.  メールはもちろん掲示板とかチャットがそのたぐいであり、最近では メッセンジャーといって電話と同じような機能が利用されています.  会話は文字でも音声でもできます。
 それは、いつでも呼び出しが可能 だし、三人でも四人でもいっしょに 文字で会話ができます.
 それを使うことでたくさんの友達が全国にでき、自分の都合の良いと きに会話ができるわけです.
 声の不自由な我々にとってはこれはとても・艮い武器です。  声を出さないで文字で、いろんな人たちと会話ができるからです。

 雨の日で家で退屈しているときは、もう一つの玄関の扉を開けて出 かけませんか?
 機械に弱いとか、また、もう年を取ってるからと言わないで便利な機 械に触れてみてください. また、タイピングをしますので、 指を動かしキー操作のため頭も使います。

 お友達とも会話もできますし、ポケ防止には最適の道具だと考えては どうでしょうか?
 なお、インターネット上では食道発声法を詳しく記述してるウエブペ ージもあります. 大きく時代は変化しっつありま す.
 御家族・友人に助けられながらインターネットを楽しむ生活を始める ことをお勧めしたいと思います.

 共通のネットワークをわかち合う仲間がいることは、元気がでる源に もなります.
 「ネットバンキング」や「オンラインショッピング」など生活の助け になると思います。 この便利な道具の使い方を一度覚えてしまえば、あとは快適な生活習 慣が貴方をお待ちしています

(指導員 大 澤 征 昭)