植える場所にはいくつかの条件がありますが、理想にばかりこだわる必要はありません
バラ栽培の3つの条件
気候や環境に対して大変幅の広い順応性をもっていますから、世界のいたる所で栽培されています。
特に大切なのが、よい日当たり、適度の風通し、適時の水やりの3つです。
日当たりはせめて3〜4時間
バラにはまず日当たりが大事です。一番いいのは日が1日中当たっている場所ですが、せめて3〜4時間は日光の当たる場所を選ぶようにして下さい。
どちらかといえば午後よりも午前中の光をバラは喜びます。いくらか日照時間は短くとも、西日などよりは朝の日ざしを4時間たっぷりとあびせられる場所を探してやることです。
風通しがバラに与える影響
風通しのよさもバラの健全な生長には大切です。
ほどよい風があれば葉は厚みを増し、光沢もよくなって、蒸散作用が活発になり、それが根からの水分や栄養分の吸収を高めると同時に、根自体の生長もうながしてくれるもです。
蒸散作用というのは、夏場など気温の高いとき、葉の気孔から水分を蒸発させることで温度を下げ、バラが最もよく育つ15〜25度にバラ自身で近づいていく作用のことです。
その大切な葉に病虫害を発生させないためにも風通しは重要なのです。
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