遅効性と即効性の肥料を使い分ける
ほかの植物に比べ、バラにはたくさんの良質の肥料が必要ですが、特に重要なのが冬と夏の年2回、基礎体力をつけさせるために与える元肥と、花を咲かせ終わった後の消耗を補ってやるため与えるお礼肥です。
蕾が色づき始めたら花が咲き終わるまで、肥料は完全にストップします。養分が多すぎるとその分解が間に合からです。
水やりは午前中に
光合成や蒸散作用を促進するため、他の植物と同様、バラの生長には水は絶対欠かせません。
水を与えるには、その活動が一番盛んになる午前中にすませるとよいでしょう。
株元にわらなどを厚く敷いたマルチングがほどこされている時期にはその上からたっぷりかけてください。
マルチングの役目
マルチングは冬だけでなく夏場にも施してやります。夏これがあると、土ほこりが立ったり、葉が泥水にはねて病気になったり、雑草が生えたりするのを防げるほかに、土の中の温度を冬は暖かく、夏は涼しく一定に保たせることができて、それが根の生育を助けるのです。
耕し
水やりが続くと、株の周りの土が固くなって、根の生育にもよくないし、肥料や空気の吸収も悪くなりますから、月に1回は深さ2〜3cmほど軽く耕してやりましょう。
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