基本の発声練習


なんでも基本が大切。それと努力。
 

寝ても起きても「あ、あ」と練習を続ける。
単純で飽きがくるが辛抱して稽古に励む。最初の頃は下記事項の 2,3項目は無理である。
呑み込み法の練習は、単音ができたら終了し、 すぐ吸引式を練習すると良い。

単音

「ア」「ア」「ア」と力強く発声。
1吸1声
口を開いて一気に吸引
強音アクセントの練習
食道の空気を急速な肺呼気とともにいきよいよく吐き出す。口を大きく開いて発声。

連続音

「アアア・・・」2音から10音
1吸連続
適量の空気、間の取り方

長音

「ア~~」3秒間
1吸のばす
大きく吸ってのばす。
イントネーション
食道の襞が徐々に柔らかくなり発声が楽に出来る。

(術後1年目)
対話をするとき、前もってこの基本発声をしたほうがよいと思います。




上達したら(1年以上)
「ア~~」と5秒間発声をつつけ最後に音を強くする。
すなわち最後に残っている空気をすべて使い切る。
練習の注意事項は途中で音がとぎれないようにすること。
この練習によって、音の明瞭さと、イントネーションができます。
さらに語尾の発音がしっかりと出来ます。

(術後1年4カ月目)
ようやく出来るようになりました。