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ヒメジョオン
(姫女苑:キク科)

語源

観賞用に植えられている大形の草で淡紫色の花を多数つけるシオン「紫苑」よりも小型という意味で姫がついた。
明治維新前後に渡来し、市街地から全国的に広がった。入ってきた当初は細長い葉と子ギクのような花からヤナギバヒメギク(柳葉姫菊)と呼ばれた。
春から咲く ハルジオン_ とよく似ているが、葉は茎をだかず蕾があまりうなだれていないことで見分けられる。 花の直径は15〜20mmで舌状花は白〜淡紅色。
茎を切断すると内部は白い随が詰まってる。(ハルジオンは空洞)
さらに詳しい見分け方

分布

帰化植物(北アメリカ原産)、日本全土

生育地

道端、草地、空き地、農耕地など平地から高原まで分布

20230911::沢山池

2021/01/06:沢山池 //

2020/06/03::水辺公園 //

2009/05/31 (油壺)


(撮影場所:大楠山/撮影:2007/07/01*)


2007/07/01

2008/06/17 (光が丘水辺公園)

2003/11/15 (小網代の森)

2004/06/25*


特徴

茎が白く詰まってます。空洞なのはハルジオン

2004/06/25




俳句の世界では、 また、ハルジオンは春の季語にならないがヒメジョオンは夏の季語になってる。
興味深いのはハルジオンの方がヒメジョオンより優位であることだ。すなわち、ヒメジョオンよりも ハルジオンの方が目につくと言うこと。もっとも咲く時期がハルジオンの方が1ヶ月ばかり 早いということの他に、 ヒメジョオンよりの根生葉が強大であることと ハルジオンは多年草だがヒメジョオンは2年草ということが原因かも。
渡来した時期はハルジオンは大正時代でヒメジョオンは幕末。どちらも北米原産 このようなありふれた野草は人々の関心が薄いがじっくり見つめるとなかなか風情があります

連載企画:お花のお話/FLASH作品

「三浦半島」のお話
三浦半島のすばらしさ。大幅に改良しました。