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  神奈川銀鈴会第46回総会/令和元年

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川崎会長のご挨拶

 皆様こんにちは。
本日は令和という新しい年を迎え今までにない多忙な中、ご来賓の方々、並びに会員のご出席本当にありがとうございます。  普段から皆様方のお力添えをいただき、ここに第四十六回定時総会を開催させて戴くことが出来ました。
この令和元年を迎えるにあたり、各団体ともに心新たに日喉連全体の発展という目標に向かってゆく決心です。
多くの課題を抱えながらも、無理をせず一歩一歩と確実に成果と実績を上げ前進していく心構えです。
それにはまず、高齢新入会者減少にどのように対応して行くかです。 今までもあらゆる機会に市民参加集会、祭典に参加させていただき一般の方々に喉頭がん、食道がん、喉頭全摘出手術により 声を失いながらも日常生活を送っている、それには食道発声法による会話の自然な姿を見てもらうことが大切であり、 理解をいただく良い機会でした。

皆様方もご承知のごとく、最近の入会者は高齢な方々が多く、また医療の進化により早い段階での治療には抗がん剤、ピンポイントの放射線治療等である程度治りますが、一部の人の中には数年後に再発する場合があります。 そうなると当然ながら若い人と違い、中々うまく食道発声が出来にくく、あきらめてしまう人、 せっかく入会しても教室に通うことに苦痛を感じてしまう人等々、色々おりそれも会員の減少の一因になっています。
そのような入会希望者ご家族に対しては、無理をせずELからはいることをすすめています。現に病院によっては入院中にELの紹介、指導を行っている病院もあると聞いています。「声を失うと言う不安」「声を失い障害者になったというショック」この状態から一日も早く立ち直ってほしいのがご家族の願いでもあります。 神奈川銀鈴会では数年前より月曜日にはEL教室を開催、毎回十五名前後の出席者、 また昨年からはシャント教室を金曜日に開催、七名前後の出席者です。
このように今までの食道発声を中心の基本方針は変わりませんが、 やはり現状に合った指導をその都度色々考慮しながらも実施していく考えです。
どうぞこれからも良いアイデアがありましたら、ご教授お願いいたします。 本日はご多忙のところご出席戴きまして有難うございます