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利尻・礼文・サロベツ国立公園


●礼文島● (2006/06/07〜2006/06/10)

--------2006年6月7日-------

花の浮島の礼文島!
 10時45分に香深に船がついた。まず案内所で情報を聞き、そこで食料と水を調達して11時30分の元地行きの路線バスに乗車。桃岩登山入り口で降車。 5分も歩いただろうか珍しい花々に出逢う。
 桃岩展望台を目指すが途中で ガスがかかってきて風が強くなった。 観光客は途中で引き返してるようだ。ガイドさんから遭難しないように注意された。 元気に咲いてるを目前にして引き返すなんて信じられない。当然元地灯台向かう
 途中でツバメ岩の展望台でおにぎりをほおばる。そのころは霧も無く風もおさまった。絶景を見ながらの昼食は贅沢な気持この上ない。

桃岩展望台コース

 元地灯台から知床のバス停まで30分ぐらい歩いた。ゆっくり花をみるのを優先したためバスの時間に遅れた。そこから香深まで1時間以上 歩いた。 歩くと島の様子がよく分かる。 泊まるところは香深から近い桜井旅館である。明日のために今夜は早めに休んだ。

-------2006年6月8日------

 10時51分に浜中のバス停で降りる。 レブンアツモリソウの群生地まで30分ぐらい歩く。 小雨か霧が解らない程度の天候のためカッパに着替えた。
1時間ぐらい歩いたら西上泊に着いた。そこで、休憩と昼食をしてから再び歩く。 澄海岬を後にして単調な道を1時間ぐらいいたら鉄府に着いた。そこは レブンアツモリソウの 自生地である。
そこからゴロタ岬までのはたくさんの花に出会った。ゴロタ岬の 昇り道に近くなると強風と海霧と小雨の最悪の条件となった。
ぬかるみの道と絶壁、強雨風にあおられ見通しは悪い。それでもとにかく進むしかない。 ゆっくりと歩いてるウチにゴロタ岬に着いた。 そこは何もない(誰もいない)。視界は10m。10分ぐらい休憩をしてから_スコトン岬に向かう

やっと霧が晴れ、小雨も無くなり見通しはよい。絶景をみて感嘆。 を見ると疲れも取れる。この道はいくら歩いても疲れない。 それから2時間ぐらい歩いたらスコトン岬に着いた。 帰りのバスは始点から終点まで貸し切り状態であった。全然疲れなかった。

岬めぐり

--------2006年6月9日-------

行動開始はフェリーターミナルから8時30分のバスに乗る。終点の元地に着いたが、あたりをみて、すぐ乗ってきたバスに飛び込む。林道入り口で降車。すぐにたくさんの花が目に入ってきた。見晴らし良い
漆の木を教えてもらったので、注意して花の撮影をした。定期観光バスの見学者もこのコースは時間がかかるため入って来ない。
レブンウスユキソウの群生地を探し、ようやく たどり着いた。が、咲く時期は7月上旬とのことであった。 残念だったがあきらめきれず気の早い花が咲いてないかと探したがひとつも咲いてなかった。 このコースは入り口から3kmぐらい、 で満ちあふれていた。

礼文林道コース

途中の分かれ道で礼文滝のコースがある。このコースは危険だから案内所では勧めなかったが どんなところか行ってみた。たしかに急坂、まっさかに落ちそうな所があり、 ロープ(1/ 2) を 抱きながらゆっくりと登ったり降りたりした。をみながらの歩きは疲れない。 ハイジの丘もあり、とにかく素晴らしい景色である。桃岩コースは見下ろすことで感動したが ここは逆に見上げるのだ。往復に2時間半かかったが行ってみる価値は充分にある。
帰路のときこの広い山でたった1輪の花が私を呼び止めたようだ。 その花は私が探し求めていた レブンウスユキソウである。(感動!) この花に呼び止めてもらった。も〜何も花を見なくても満足だ。

林道に戻り、淡々とした道を進みバス道路に出た。 歩くとその島の様子がよく分かるのでバスに乗らないで歩いた。 利尻富士を見ながら海岸沿いを歩くのはとても気持ちがいい。1時間半ぐらい歩いたら・・途中で車に拾われた。 利尻林道の入り口から9時間ぐらい歩いたかな?

礼文滝コース

--------2006年6月10日-------

予定どうりに礼文島を歩いたので、8時45分の 稚内行に乗船。船内はとても混んでいた。 も〜一度訪れたい島。



礼文島で見つけた花(2006/06/07〜2006/06/10)
約300種の高山植物があるそうです。固有種にはレブンソウ/レブンアツモリソウ/レブンウスユキソウがあり、可憐で美しい花が太古のロマンを語りかけてくれます。

ノートを見ながら私が目に触れたお花のアイコンを作りました。

イワベンケイ エゾイヌナズナ エンレイソウ
エゾエンゴサク エゾノハクサンイチゲ エゾノリュウキンカ
アイヌタチツボスミレ エゾクロユリ オオバナノエンレイソウ
オオカサモチ レブンハナシノブ キジムシロ
ケヨノミ ゴゼンタチバナ コミヤマカタバミ
サクラソウモドキ シラゲキクバクワガタ タカネナナカマド
チシマフウロ ネムロシオガマ ハクサンチドリ
ヒメイチゲ ホソバノアマナ マイズルウ
ミヤマクロスゲ ミヤマキンポウゲ ハマハタザオ
ミヤマオダマキ レブンアツモリソウ レブンキンバイソウ
レブンコザクラ レブンウスユキソウ ハルザキヤマガラシ


礼文島で気が付いたこと

  • 島全体が花を大切にしてるのが感じられる

  • バスは4〜6時間に1本

  • 漆の木(ツタウルシ)が多いので手袋が必要。

  • 島中のマンホールのフタはレブンアツモリソウのデザイン。

  • 外灯の笠もレブンアツモリソウの形で蛍光灯でなく普通の電球の光、暖かい雰囲気が伝わる。

  • ゴミは一つも見あたらない
  • 子供がいない。