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ノギクの仲間(キク科シオン属)


ノギクの仲間を同定することは困難である。
特にシオン属においては悩まされるのであるが、系統づけて覚えれば 少しは同定の手助けとなります。
ここでは、シオン属にのみ限定して見分け方法を書きます





見た目ではほとんど冠毛がない。(冠毛は長さ1mm以下)/ (舌状花の色は白または淡青)

冠毛の長さ0.5mm
葉に光沢がある

ヨメナ
(葉は厚い)

冠毛の長さ0.25mm
葉に光沢がない

カントウヨメナ
(葉はやや厚い)

ユウガギク
(葉は薄く、かすかにユズの香り)


 冠毛が長い。 (舌状花の色は白または淡青)

花時に根性葉が残す

根生葉と茎下部の葉は卵形

タテヤマギク
(葉はざらつかない。茎の高さ30〜50cm)

シラヤマギク
(葉はざらつく。茎の高さ80〜150cm以上)

長楕円形またはクサビ形

サワシロギク
(舌状花は白)

シオン
(舌状花は紫色で多数)

葉は長楕円形。花の径は30〜35mm

花時に根性葉が残らない

 

葉は無毛

ヒロハホウキギク/ ホウキギク/ オオホウキギク/ ウラギク/カワラノギク

葉は有毛

葉の基部は茎を抱く
(総苞は粘る)

ハコネギク

頭花は12mm以下
(総苞は粘らない)

ヒメシオン

キダチコンギク

葉の鋸歯ははっきりしない

頭花は12mm以上
(総苞は粘らない)

アキワギク

ノコンギク
(葉の表面はざらつく/葉には光沢はなく 舌状花が白いのを シロバナノコンギクという。)

ハマコンギク
(葉の表面はざらつく/葉には光沢がある)

ホソバコンギク
(葉の表面はざらつく)

シロヨメナ
(葉の表面はざらかない/葉は薄い)

サガミギク
(葉の表面はざらかない/葉は薄い)

頭花の数が各枝頭に
5〜7個がサバミギクで
3〜5個が
キントキシロヨメナ

キントキシロヨメナ
(葉の表面はざらかない/葉は薄い)



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