三浦半島の花と海と山
海に囲まれた半島は1年中、野草が咲き、半島を横断するように 大楠山、武山があります。
浜辺からは富士山が見られまだまだ自然が失われてません

三浦半島は野草の宝庫。

周りが海に囲まれているため、 海岸特有の野草がおおい。
三浦半島には、 山・川 と自然がまだ失われていないところがたくさんあります。

三浦半島は海に囲まれてます。そのため、風光明媚な海岸がたくさんあります。 逗子海岸から説明してきます。 逗子海岸は桜貝で有名な浜辺です。 サーフィン・セーリングなど若者の海岸で設備はしっかりと整ってます。 10分ぐらい南へ向かうとヨットの発祥の地、 葉山港につきます。 そこからすぐに石原裕次郎が愛した 森戸海岸があります。裕次郎灯台は 隣の 真名瀬海岸からみえます。ここからの 富士山はとてもきれいです。
南に少し行くと天皇陛下のご用邸のある 一色海岸があります。とても広々してます。 この海岸と 大浜海岸長者ヶ崎海岸をあわせて葉山海岸といいます。 そこから南へ少し行くと三浦半島随一の観光の名所、秋谷海岸にある 立石公園があります。
私の散歩コースの 斉田浜はそこから自転車で10分ぐらいの所にあります。 逗子海岸からここまでは西海岸とよばれてます。
海岸での 荒崎から 長浜海岸 に至る道は「 荒崎・潮騒のみち 」とも呼ばれています。
三浦半島の屈指の景観といわれる海岸美が堪能できます。(所用時間約2時間)

そして長浜海岸からみるとちょっと出っ張った岬のような所が「 黒崎の鼻」で、 その場所は交通の便が悪くトイレの設備もない。そのため一般には知られてません。 磯遊びでき、釣りにも最適で 小高い山 から三浦半島を全貌できる。

また、 横堀海岸から 胴網ノ浜 をへて 荒井浜 に至る道のりは 油壺散策コース と呼ばれ、少し危険だが、相模湾や伊豆半島、富士の眺めが最高であり、 爽快感が味わえる。(所要時間約1時間)

東京湾沿いでは「 三浦・岩礁の道 」として知られてる 宮川湾から 盗人狩を通り 剱崎灯台の下を歩き、 大浦海岸 に抜ける道はまさに岩だらけの道。自然の岩の造形美に驚くと思います。 (所要時間約3時間)

 川では野鳥の散策で有名な 森戸川、 ここに入るにはシッカリとした準備(水&簡単な食べ物)が必要です。
小鳥の鳴き声を聞きながら川沿いを歩きます。水遊びもできます(所要時間約1時間30分)

前田川大楠山 の麓に流れる清流を受け、沢の水や湧き水などで、自然環境の残された数少ない河川のひとつです。 そこは約1.5kmぐらいの散歩道に整備され、飛び石を渡りながらどんどん上流に進む。 子供には格好の遊び場であり、足をすばらせて落ちても危険はない。 春になると ニリンソウ が道の両脇に咲いてます。(所要時間約1時間30分)

 山では 衣笠から登るルート の大楠山、このルートは緩やかな道を歩いていき、野草を見ながら歩いていくといつのまにか 大楠山の山頂に着きます。(所要時間約2時間)

 それから 武山への登るルートは 5つ ばかりありますが、その一つに京浜長沢から登るルートがあります。 そのルートは森林浴が味わえます。そして思う存分に自然を感じ、 三浦富士 にたどり着きます。 そこから 武山 に向かって歩きます。(所要時間約3時間)

 最後に紹介したいのは2つあります。  一つは 天神島 で、ここは三浦半島の西海岸に位置し数少ない自然海岸です。 海岸特有の野草・鳥・海の生物が保護されてます。

 後一つは 小網代の森。 森林が自然状態のまま一体として残り、豊かな生態系となってます。 こうした環境は関東、東海地方ではこの小網代に残るだけだと言われています。 初めての人は案内人が必要です。(所要時間約1時間30分)

 このように三浦半島は、紹介しけれないほどまだまだたくさんの自然が残っています。 地元の人にもあまり知られてない秘境といわれる場所は 「エビカの浜」 「名向崎」 「雨崎」 があります。是非一度訪れてください。

 私はこの自然豊かな三浦半島にどのくらいの野草があるのかに興味を持ち、 三浦半島の 山、公園、川、海岸、森、小島などを全て歩きました。
 その結果、今現在(2012年)、写真に収めた三浦半島に生息している野草は 834種類ほどになりました。

キンランマヤランクロムヨウランなど 絶滅危惧種が野草 が数多く生息してます。
 推測しますと三浦半島には1000種類ぐらいの野草があるかもしれません。 この数は三浦半島という狭い土地に咲いてる野草としてはきっと全国一だと思います。
これからも、まだ見ていない野草が私を待っているかと思うと野草探しに夢中になります。
 野草探しをすることによって三浦半島の自然の変化を知ることができます。

 悲しいことに 野比海岸 では砂をダンプで運びあたかも砂浜のようにしてました。 生きてる海岸は砂浜の側に野草があり、それによって虫が活躍しそして鳥が群がります。 砂浜の中にはいろんな動物が居ますので生きてる海岸であることがすぐ分かります。
そのような海岸には貝殻がたくさん落ちてます。(貝殻の一番落ちてる海岸は 城ヶ島赤羽海岸です)

 絶滅危惧種に指定されてる「 タコノアシ 」という野草がありますが、地元の人達は貴重な野草とは知らずに、その 場所 を「ホタルの里」にしようとして刈り取ってしまったのです。
 そのタコノアシが一部残っていたので貴重な野草だと言うことをお話をしたら今は大切に市で保護されています。

天気の良い日はカメラを持って 三浦半島を歩いています。 去年と同じ野草に出会ったときは、とても愛しくなり声をかけてあげます。
移動には主に自転車を使います。自転車でどこまでも行きます。

最後に三浦半島から 富士山 を見れば気持ちがすがすがしくなり、いやなことはすべて忘れさせてくれます。さらに ダイヤモンド富士 をみれば心をふるわせてくれます。

最近では 三浦半島の野鳥に興味を持ち始めています。 私はこのような三浦半島が大好きです。

2013/03/12:なずな記






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