掲示板を遡って拝見したところ、昆虫の画像も多くありましたので、ちょっと面白いものをご覧いただこうと思います。
擬態する昆虫は数多くいますが、金メダル候補はコマダラウスバカゲロウ(小斑薄翅蜉蝣)の幼虫(体長8mm)でしょう。 周囲の地衣類を身体にこすり付け、存在を隠しています。 画像中央部をよ〜くご覧いただくと、頭を右下に向け大顎を開き、獲物が通り掛かるのを待ち伏せしている様子がお解りいただけると思います。 身体には微毛が生えていて、それらが触角として働くようです。 何事もない時は全く動きません。
住み家は桜の老木ですが、残念ながら昨年の台風19号で倒れてしまい、今後は見られなくなってしまいました。 (撮影地:逗子市久木) |