先日、珍しく大きく立派な苺二つが、一つは七分がた、もう一つは五分がた赤く熟しているのを見つけました。「採りましょう」と提議したところ、主人は 「いや、明日だ。もっと熟す」と言いました。 翌朝見ると、なるほど、どちらも、ほぼ全体がきれいに赤く・・・。主人には 稀な好判断。寝坊して起きてきた彼にそれを伝えると、「そりゃそうさ。すぐに採ろう」と得意げにヴェランダへ。そして、「おかしいな。ないよ」との声。私も出て見ると跡形もありません。「鵯に食べられたのだろう」という結論に。よくよ点検すると、蔕(へた)が一つ残り、微かな痕跡も・・・。
また、幾つか大きくなってきたので、ちゃちですが、ネットを張りました。こうして見ると、右端の粒も心配になってきました。
丹精の苺は鵯に食はれけり 三 寸 |