向こうを、例によって張ろうと、近くの花屋に寄りましたが、薔薇はしょぼいのしかありません。
この白いのはダリア。花言葉は、華麗・気品・感謝。花の名は「アレクサンデル六世法王」。
南米がスペインとポルトガルの植民地だった十五世紀に、同法王の肝煎りにより、トルデシリャス条約が制定され、ブラジルより西はスペイン領、東はポルトガル領と定められた(法王はスペイン出身で、その息子がチェザレ・ボルジア)ために、今はブラジルだけがポルトガル語、他の国はスペイン語です。勝手に、世界を2分割してしまったのです。
「見えない目」を大事にという主義の三寸も、500年以上も前から、地球が西欧に押さえ続けられてきたと思うと、これを今から撥ね返すのは、尋常の技では無理と絶望的にならざるを得ず、溜息をつきます。ああ、ヨーロッパ!”愛国者”として、複雑な心境のようです。kikiさんは如何ですか。
ムニャムニャ。以上は三寸に強要されて、渋々書きました。花の名は三寸の創作でした。でも、そういう名だとして感想を聞きたいようです。どういうわけか、kikiさんに対抗したがります。ゴメンナサイ。 |