リコリスさん、気になさることはありません。三寸も私も、違和感なく読んでしまいました。訂正されて、あっ、そうだ、クラーク・ゲーブルだったと気づきました。クラーク・ゲーブルだと野性味・たくましさがありすぎて、「哀愁」のロイには、ロバート・テイラーの方がはまりますね。
三寸は、橋のあと、パブに寄ったそうです。自分の橋に対する永年の思い入れと、今の失望感を誰かに聞いてもらいたくて・・・。
そして、インテリ風の温厚そうな紳士をつかまえて、”Waterloo Bridge,"を持ち出したところ、快く応じてくれたまではよかったのですが、ビリケン人形(charm)に言及する前に、話を「ワーテルローの戦い」に変えられてしまいました。
そして、英国民の勇気、ナポレオンを破ったジョンブル魂について、熱烈に、延々と説かれ、その一々に相槌を打たざるを得なくなったそうです。こちらの思いは殆ど語れず、面白くなかったようです。後に、そのことを言い、舌打ちしたことがあります。英語力も乏しく、意気地なしだからでしょう。家ではいばっているくせに、外に出ると、からっきしだめなのです。
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