佐渡の話から始めましたので、その繋がりで話しを続けさせていただきます。 佐渡といえばトキですが、トキの保護活動は野生復帰のためというより、「観光客を呼び込む」という経済効果を狙っているように思えてしまい、トキを見ても素直に喜ぶ気になれません。 とはいえ、誰か来ないか待っていると、偶然トキが上空を通過することがあります(4,5回?)。 前述の理屈はともかく、鳥の姿を目にすると反射的にレンズを向けてしまうのは鳥好きの性ですね。 この個体は繁殖期になり首が灰色に変化しています。 ただし、トキは放鳥の際に個体識別のため羽根に色付けしたり、足輪を付けています。 生態調査や保護のために必要なことは理解していますが、それらが写り込んでいる画像を少々興覚めと思うのは、私の我儘でしょうか? (撮影地:佐渡市沢根) |