左へ書かれていますねーー「水用火防」。昨日の鰻屋の前(勝どき2丁目)です。以前、佃堀の側のものを投稿しましたが、あれと同じでしょう。
多分、戦時下に空襲に備えて、各戸で用意したのでしょう。それにしてはチャチで、これで焼夷弾に対抗できたのでしょうか。
近くに、アメリカ公使館があつたため、東京大空襲の標的にはならなかったそうですが、あの國際法違反の絨毯爆撃などを思うと、敵の残虐さに、改めて怒りが沸いてきます。
爾来、幾星霜、金魚の泳いでいるのが見えるでしょうか。 今、戦争がないからとて、過去をきちんと思い出さず、悪いのはこちらだったかの如く”反省”し、「平和」を唱えるだけでは、再び、あの惨禍も・・・。
金魚棲む防火用水冬うらら 三 寸 |