一年ばかり前、我が家から南東へ約500m離れた場所(清澄通りの向う側)に建った2棟の45階ビル。時季によつては、こちらの日当りの邪魔になり、気分はややモヤモヤ。まあ、タワマンラッシュの当地ではしかたのないことです。
それはともかく、この2棟を、かなりの靄(もや)が包んでいます(午後6時)。これは一句できそうと、歳時記を開いても、出ていません。靄は霞に含まれているのでしょうか。理由ははっきりとは言えませんが、両者は違う気がして、霞とは言いたくありません。「靄」という独立した季題はないのでしょうか。三寸に尋ねても、「知らない」とのこと。どなたか教えて下さいませんか。
検索すると、「靄」を含む俳句は
靄晴るる身に春月の首飾
対岸は靄の深川都鳥
等々、たくさんありますが、それぞれ「春月」「都鳥」のように、別の季語が入っています。やはり、季題とは認められていないのでしょうか。
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